光を意識する <2>光の質(柔らかい光と硬い光)

柔らかい光

イメージワード:<拡散光><しっとりとした><階調表現><やさしい><曇天>

柔らかい光とは、例えば 和室の障子越しに入ってくる光や、レースのカーテン越しに入ってくる光を想像してください。拡散されたやさしい光のことです。被写体のもつ柔らかい質感を表現したい場合に適した光です。

<撮影ノート> この日の天候は晴れ。しかしながら所々に非常に薄い雲が浮かんでいる状況。太陽が薄い雲にかかったタイミングで撮影した。うっすらとした光が被写体に当たっているが、拡散された非常に弱い光のため、影もふんわりとしている。柔らかい葉っぱのイメージが表現できた。

<撮影ノート> 天候は曇り。空を覆う雲は厚く、太陽が出てくる気配はない。ハスの花は光の届きやすい高い位置で咲き、下の方には光が届きにくいので暗くなっている。その明暗差によりハスの花は浮かび上がり、まるでそれ自体が発光しているかのようにも見える。

硬い光
イメージワード:<強い光><強い影><コントラスト><元気な><晴天>

硬い光とは、光が雲などに遮られて拡散することなく、ダイレクトに被写体に当たっている光線状態のことです。その強い光は、強い影をつくります。コントラストが高く、元気でしゃっきりとしたイメージになる反面、強い影の影響でがちゃがちゃしたうるさい感じになることもあるので、使い方(被写体の選び方)には注意が必要です。

<撮影ノート> 秋晴れの日。キンモクセイの花が眩しく光っていたのに目を惹かれ、できるだけレンズを近づけてアップで撮影した。これまでキンモクセイの花の色はオレンジ色だとばかり思い込んでいた。実は金色だということに初めて気づいた。

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