柔らかい光

イメージワード:<拡散光><しっとりとした><階調表現><やさしい><曇天>

柔らかい光とは、例えば 和室の障子越しに入ってくる光や、レースのカーテン越しに入ってくる光を想像してください。拡散されたやさしい光のことです。被写体のもつ柔らかい質感を表現したい場合に適した光です。

<撮影ノート> この日の天候は晴れ。しかしながら所々に非常に薄い雲が浮かんでいる状況。太陽が薄い雲にかかったタイミングで撮影した。うっすらとした光が被写体に当たっているが、拡散された非常に弱い光のため、影もふんわりとしている。柔らかい葉っぱのイメージが表現できた。

<撮影ノート> 天候は曇り。空を覆う雲は厚く、太陽が出てくる気配はない。ハスの花は光の届きやすい高い位置で咲き、下の方には光が届きにくいので暗くなっている。その明暗差によりハスの花は浮かび上がり、まるでそれ自体が発光しているかのようにも見える。

read more ≫ 光を意識する <2>光の質(柔らかい光と硬い光) はコメントを受け付けていません。

直線と曲線
イメージワード:<緊張感と安心感><幾何学模様><おしゃれな>

「直線と曲線」という構図に気づいたのは、本の挿絵として掲載されていた1枚の写真を目にした時でした。

どこかの庭園なのでしょう。画面上部には何本もの太くて青々とした竹がまっすぐ垂直に伸びているのが見えます。地面には瓦を埋め込んで丁寧に造り込まれた歩道が、緩やかな曲線を描きながら手前から奥へと続いています。

read more ≫ 構図を考える <10>直線と曲線 はコメントを受け付けていません。
大画面プラスα(アルファ)
イメージワード:<おおらかな><豊かな>

空や水面などをめいっぱい大きく画面に配置する一方で、建物や地面などをぎりぎりまで小さく配置する。これによって、空や水面がより広く、大きく、そしておおらかなイメージを表現することができます。

夏休み、ふるさとに帰省したようなイメージで。

画面下に小さい面積で配置された部分がまるで窓枠の一部のようにも見えますね。

大画面プラスα(アルファ)構図は、窓枠構図にも共通するものだと思います。参考にしてみてください。

read more ≫ 構図を考える <8>大画面プラスα(アルファ) はコメントを受け付けていません。
2分割と3分割

ある被写体を撮ろうとして、これを画面のどの位置に配置したらいいのか分からなくなってしまうことがありませんか?

画面上の被写体の位置関係や面積の占める比率を考えるにあたって、2分割もしくは3分割というシンプルな数字は、バランスがよいらしいです。

2分割、および3分割の構図を使ったいろいろな例を見てみましょう。

3分割

ほぼ2分割

read more ≫ 構図を考える <7>2分割と3分割 はコメントを受け付けていません。
透過光と反射光(透過光できれいな色を表現しよう)
イメージワード:<爽やか><清々しい><美しい色彩> <ステンドグラスのような><透明感>

公園の遊歩道を歩いていてふと見上げた時、光が透けた葉っぱの色の美しさに圧倒されることがあります。

普段、私たちはモノを見る時、モノに当たった光が反射している状態「反射光」で見ていることが多いと思います。

それに対する「透過光」というのは、光がモノを透過したような光線状態、つまりステンドグラスを見るようなイメージです。まるでそれ自体が発光しているかのような視覚効果を演出することができます。

(反射光)

日光の当たる側から(順光で)撮影しました。緑の葉、赤い花の持つ本来の色がしっかりと出ています。夏の日の暑さを感じるイメージになりました。

(透過光)

同じ被写体を、葉っぱの裏側に回り込んで(逆光で)撮影しました。爽やかで涼しさを感じさせるようなイメージになりました。

read more ≫ 光を意識する <3>透過光と反射光 はコメントを受け付けていません。
対角線
イメージワード:<ダイナミックな><臨場感のある>

被写体を画面の対角線上に配置する。

それによって、ダイナミックな印象を与えることができるようです。

新幹線の車窓から

対角線上とは言っても、きっちりと四隅を結んだ対角線上に乗っていなくても構いません。

「おおよそ対角線上」を意識して配置してみましょう。これまでよりも迫力のある絵づくりができるようになると思います。

高知県室戸岬

高知県室戸岬

 

read more ≫ 構図を考える <5>対角線 はコメントを受け付けていません。
窓枠 もしくはトンネル
イメージワード: <引き締まる><安定感><リゾート的> <おしゃれな>

文字通りの窓枠構図です。

写真の外周に枠をつけるような構図で撮影すると、窓から外の風景を眺めている、もしくは額縁に収められた絵画を鑑賞しているような効果を出すことができます。

画面がぐっと引き締まり、安定感や安心感を与えるように感じられます。

氷見海岸から見る立山連峰

氷見海岸から見る立山連峰

車の窓枠を利用しました。全部を黒枠で囲ってしまうと窮屈で重たいイメージになると思われたため、左上部を少し空けてみました。

read more ≫ 構図を考える <3>窓枠 もしくはトンネル はコメントを受け付けていません。
お遍路に出る理由 012. <ローカル鉄道(その1)>

徳島駅

徳島駅から1番札所霊山寺最寄りの駅、坂東駅まで鉄道を利用した。

10月半ばの午前6時、まだ夜は明けていない。ホームには二両編成のディーゼルカーが煙を上げながら停車している。ディーゼルエンジン独特の排気ガスのにおい。ゴロゴロとした太いエンジン音。

やがて数人の乗客を乗せて出発した。太いトルクでギアチェンジしながら加速していくディーゼルカーは、まるで大型トラックに乗っているかのような感覚だった。

四国では、このディーゼル機関車のことを皆「汽車」と呼んでいる。汽車に乗ったのは何年ぶりだったろう? たしか中学生の頃、部活の遠征のため高松から鳴門へ行った時以来だから、ざっと25年ぶりということになるだろう。

鉄のレールの上を列車が走っているという、当たり前だけれどもしっかりとした感覚。そのことを感じることができる。新鮮な刺激にワクワクした。

そして車窓には四国らしい風景が見える。中学生の頃の出来事をたくさん思い出した。

 

read more ≫ ローカル鉄道(その1) はコメントを受け付けていません。
お遍路に出る理由 011. <相反することがある>

僕が一回の旅に費やす日数は4~5日間。同じ職場の人からは毎回のように「家族ほったらかして行くんですね?」とコメントをいただく。

しかし、である。ひとり旅の途中で僕がいちばんよく考えていることは、家族のことなのだ。旅のあいだ毎日のように、家族への感謝の気持ちが湧き上がってくる。

日常生活において、毎日一緒にいてもここまで家族のことを考えることはなく、またここまで感謝の気持ちが湧いてくることもない。まったく不思議なことなのだけれど、離れていた時の方が家族を近くに感じられるというのは本当のことだ。

振り返ってみると、このように「相反すること」が存在することに気づいたのは、これだけではない。

read more ≫ 相反することがある はコメントを受け付けていません。
お遍路に出る理由 004. <「おはようございます」が僕に元気をくれる>

おはようございます。

地元の人たちがあいさつしてくれる。

「お遍路さん、おはようございまーす。」登校中の小学生たちが。

「おはようございます。」庭の草むしりをするおばあちゃんが。

「お遍路さん、こっちやのうて、あっちの道やで。」軽トラで通りかかったおっちゃんが。

「こんにちは。」自転車で下校途中の高校生が。

老若男女を問わず、多くのひとたちから挨拶してもらえることの心地よさといったら。

read more ≫ 「おはようございます」が僕に元気をくれる はコメントを受け付けていません。